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研究

公開日:平成30年6月27日

 

教育に関わる調査研究

 

研究主題

子ども理解をすすめるための教育相談アンケートの開発とその活用

主題設定の理由

 

 

 

教育現場では、学校不適応や問題行動といった課題が表面化しており、子どもたちは様々な悩みや葛藤を抱えながら学校生活を送っていると言える。
 学校教育相談は、児童生徒が見せる小さな兆候をとらえて適切に対応し、深刻な状態になる前に早期に対応することが利点であると言われている。守山市内の小中学校においても定期的に教育相談を行い、教職員が子どもたちの悩みを聴き取り、それを解決するよう努めている。しかし、多忙な中で行う定期教育相談は、表面的な相談に留まってしまったり、教師からの指導や励ましで終わってしまったりすることがある。また、子ども自身が悩みや葛藤をうまく言語化することができず、教育相談が双方向のコミュニケーションとして機能しにくい場面も見受けられる。
 そこで、守山市教育研究所では、本調査研究において、各校で行われている教育相談活動を充実させ、子ども理解をすすめるため、新たな教育相談アンケートを作成することを試みる。

研究目標

 現在、市内小中学校で行われている定期教育相談について、事前アンケートの内容とその活用に対する調査を行い、子どもを多面的に理解するための市内共通アンケート項目を作成する。
 市内共通アンケートを活用することで教職員の子ども理解をすすめ、教育相談の活性化をはかるとともに、日々の授業実践や学級・学年経営での子ども理解をさらにすすめる。

具体的取組

1 市内小中学校で行われている教育相談アンケートの内容を調査するとともに、他
 の自治体で作成されている質問紙やガイドブック等の内容とその活用方法について
 調査する。
2 市内小中学校の子どもの姿や、現在行われている教育相談の課題について検討す
 る。
3 予防的・開発的教育相談を行うためにふさわしい質問項目を発達段階に合わせて
 検討するとともに、その分析方法や活用方法について検討する。
4 作成した市内共通アンケートを研究協力校にて実施し、その内容や分析方法・活
 用方法について検討する。

 

指導力向上に関する研究1

 

研究主題

「電子黒板を効果的に活用した小学校外国語授業の進め方」
~楽しく学びながら、コミュニケーションを図ろうとする態度を育てる~

主題設定の理由

 

 

 

 平成29年3月に新学習指導要領が告示され、平成32年度より小学校中学年に「外国語活動」、高学年に「外国語科」が導入される。「外国語活動」は年間35単位時間(週1コマ)、「外国語科」は年間70単位時間(週2コマ)の設定である。今年度は新学習指導要領の移行期にあたり、中学年は年間15単位時間、高学年は年間50単位時間の「外国語活動」を実施している。中学年から「聞くこと」「話すこと」を中心とした外国語活動を通じて外国語に慣れ親しみ、外国語学習への動機付けを高めた上で、高学年から発達の段階に応じて段階的に文字を「読むこと」及び「書くこと」を加えて総合的・系統的に扱う教科学習を行うとともに、中学校への接続を潤滑に図ることが求められている。
 文部科学省は平成32年度からの新学習指導要領の全面実施にあたり、公立小学校において英語を専門的に教える「専科教員」を4,000人増やすこととし、今年度は移行措置期間として、その4分の1にあたる1,000人が増員された。そして守山市では今年度、2小学校にそれぞれ「専科教員」を1名ずつ配置し、「専科教員」は所属する小学校の英語の授業全てを担当している。また平成32年度までには、市内小学校高学年は全学級に、中学年には6学級に1台の電子黒板を配置するなど、ICT環境が整う予定であるが、「専科教員」が配置されていない学校においては、ICT環境が整ったとしても英語の授業の進め方に不安を抱える担任教師も少なくはない。
 そこで守山市教育研究所では、電子黒板を効果的に活用した小学校外国語の授業において、どのような指導計画や指導の手立てが有効であるかについて検討し、実践での検証につとめる。また、小学校英語から中学校英語へのスムーズな連携についても、指導目標・内容などを比較・検討し、それぞれの学校段階でどのような指導をするべきか明確にするため、相互の交流を図る。

研究目標

 電子黒板を活用した授業を展開することにより、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親 しみ、楽しく学びながら積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てるような授業の進め方を探る。また、小学校英語から中学校英語へ上手くつなげられるように、指導目標・内容などを比較検討するなど小中連携を図る。

具体的取組

1 市内小学校の外国語授業において電子黒板を効果的に活用できる指導案の作成と実
 践、および検証を行う。
2 市内の小学校教員における電子黒板を活用した授業実践事例の収集と分析を行う。
3 小学校と中学校の教師間による指導目標・内容の意見交流を行う。

 

指導力向上に関する研究2

 

研究主題

「人との関わりやつながりを深められる学級づくり」

~若手教員が自信をもって魅力ある学級づくりを目指すために~

主題設定の理由

 

 

 

近年、少子化や核家族化などの家族環境による背景から、生まれた時から自分と関わる周りの人が少なく、また地域社会と関わる機会も少なくなり、人とどう関わってよいか、どのように上手く人間関係を築けばよいかわからないまま学校生活を送っている子どもがいる。人との関わりの中で人は成長し、人とのつながりの中で人の温かさを感じ、安心ややすらぎを得られる。子どもたちが社会で豊かな人間関係を育み、力強く生きていけるように、改めて今、学級づくりを見直したい。

また昨今、教員の大量退職時代を迎え、多くの若い先生が採用されている。ただ子どもや保護者、地域の方からすれば、ベテランも若手も同じ「先生」であるため、自身の力量に対して悩みを抱えている若手教員も少なくはないと考える。学校生活の中で、毎日の生活や学習活動の基盤となるのは学級である。いかに学級が児童生徒にとって、安全であり安心して毎日を過ごせるか、自分の居場所を感じられるか、毎日の生活に充実感を味わえるかが教員に求められる力量であると言えよう。

そこで守山市教育研究所では、特に人間関係の築き方に着目し、人との関わりやつながりを深められるような学級づくりを目標に、児童生徒同士の関わりを増やす学級活動を提案し、学級経営の充実を目指す。また、若手教員の学級づくりにおける悩みなどを収集・分析し、その解決を図りながら、よりよい指導・支援の在り方を明らかにする。

研究目標

児童生徒が学級に受容感や居場所感、充実感をもてるように、学級の仲間との関わりやつながりを深められる活動を増やし、学級経営の充実を図る。

若手教員とベテラン教員との交流を図り、実践を積み重ねていく中で、若手教員の学級づくりにおける力量を高める。

具体的取組

1 構成的グループエンカウンターやソーシャルスキルトレーニングなどを取り入れた
 学級活動を行ったり、各教科の授業で学び合い学習を取り入れたりして、児童生徒同
 士が関わる機会を意図的に増やす。(実践)
2 上記の実践や児童生徒との日常の関わりを通して、気になる児童生徒や学級がどう
 変わったか、変容を見ていく。(検証)
3 市内小中学校の若手教員の学級づくりにおける悩みを聞くとともに、ベテラン教員
 のもつノウハウを集め、「学級づくりお悩み解決BOOK」を作成し、市内若手教員
 に発信する。

 

 

 

 

お問い合わせ

守山市教育委員会教育研究所

〒524-0041 滋賀県守山市勝部三丁目9番1号

電話番号:077-583-4217 ファクス:077-583-4237

kyoikukenkyu@city.moriyama.lg.jp