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ちょっと拝見 もりやまのまち  -朝鮮通信使(世界記憶遺産)と守山宿ー

公開日:平成30年6月13日

郷土守山に学ぶ研修講座Ⅰ 「ちょっと拝見 もりやまのまち 朝鮮通信使と守山宿」
平成30年5月30日(水)午後1時30分から午後3時30分 エルセンター大会議室

  ホームページでは「郷土守山に学ぶ研修講座」における受講生のアンケートの他、講師の方の郷土に対する思いや考えを、ひろく市民の方に知っていただきたいと思っています。
今回、郷土守山に学ぶ研修講座Ⅰの講師をお願いしました滋賀県文化財保護課の井上 優さんに取材をさせていただきました。


・守山のイメージは?
 守山は交通の要衝であり、歴史上、重要な人物がこの地を訪れている。足利義昭、蓮如上人、織田信長などがそうであり、守山を通って京都に赴くという重要な土地である。
他方、水が豊かであること。野洲川からの伏流水によってわれわれはかなり恩恵を受けている。また、文化庁から日本遺産に認定されている「琵琶湖とその水辺環境-祈りと暮らしの水遺産」の構成遺産として、平成30年度に新しく「大庄屋諏訪家屋敷」、「近江のケンケト祭り・長刀振りの鮒ずし切りの神事」、「慈眼寺」、「守山の湧水とホタル」が追加認定された。今後も文化遺産を大切にし、継承していかなければならないという使命も感じますね。

・「守山宿」を活性化するには何が大切ですか?
 守山では人口減少が起きていない。守山宿はまだ昔の面影が残っている。地域に根を張った人がそこに住んで活動していることが重要であり、旧市街地の空洞化が進んでいる地域が多くなっている現代において、本物の生きた宿場文化が守山にはある。
一方で<守山は住みやすいから>と、新たな住民が増加している。≪伝統文化≫を新旧住民がともに創りあげていこうという気持ちや気概が大切であり、そこには、十分なポテンシャルがあると思う。新旧住民の交流から何かが生まれることを期待する。

・「守山って何?何が有名なの?」という質問に、ひとつ挙げるとしたら?
「水」です。ホタル、薬師如来像、妙蓮、火祭り、野洲川、水田、港湾、漁業、地名(浮気、吉身、赤野井、八代、播磨田、洲本、幸津川、今浜、水保、木浜等)など歴史的な遺産がことごとく「水」に関係している。これほど各地域が水の恵みにかたく結ばれているまちは珍しく、顕著なストーリーとして誇れるのではないかと思います。
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もりやまの町の由来 (資料文化財保護課)
守山のまちについて

 延宝(えんぽう)5年(1677)の守山宿絵図によると、中山道と裏町(うらまち)の角、(現在の道標横)に高札場(こうさつば)がありました。高札は一部が今も東門院に保存されています。
 道標には「右(みぎ) 中山道(なかせんどう)並(ならびに)美濃(みの)路(じ)」「左(ひだり) 錦織寺(きんしょくじ)こ(こ)乃(の)者(は)満ミち(まみち)」「延享(えんきょう)元年(1744)建立」
などが刻まれています。守山宿は、朝に京を発つと夕(た)刻、守山宿に着き、「京発(きょうた)ち、守山(もりやま)泊(どま)り」と言われました。宿場の中には「井戸」があり、宿場の防火用水として使われましたが、近年、東へ10mほどに枠(わく)石(いし)と蓋(ふた)石(いし)が移築されました。本陣(ほんじん)や脇(わき)本陣(ほんじん)は何回も移転したようで、その場所は、天満宮(てんまんぐう)あたりか、その向かいあたりが有力です。天満宮はもともと、東門院にあったものを明治の神仏分離令により現在地に移転したものです。「守山市(もりやまいち)」は有名で、盆と暮れの花市としてにぎわいました。また、守山宿の道路には稲妻型(いなづまかた)屋敷(やしき)割(わり)が見られます。「守山」の地名に関して、東門院が比叡山延暦寺を守るため「東の鬼門」に建てられたという伝承は、延暦寺の四(しい)至(し)記述にはなく、出羽(でわ)の国の守山というところから移住してきたという伝承、また「山(やま)守部(もりべ)」という古代の「部(べ)民制(みんせい)」の名に由来するという説も根拠がなく、詳しくは分かっていません。市内には金森・守山・森川原など「もり」の名がありますが、「守山」もかつての野洲川の「森」に関連する名称ではないでしょうか。

受講生の声
・滋賀の偉人の勉強を引き続き学びたい。本日の学習で朝鮮通信使と雨森芳洲についてとても勉強になった。
・大変良く理解できた。朝鮮通信使の学習を再度勉強したいと思う。
・朝鮮人街道を自転車で守山から彦根まで走ってみたいと思う。
・前半の守山や近江「朝鮮人街道」の話は大変有益であり私にとっても耳新しい内容の話もあって勉強になった。
・高月ハイキングで雨森芳洲の記念館へ行き、今日のお話をお聞きしてとても楽しかった。
通信使の中には朝鮮の文部大臣の方もおられ(湖東)の方だったと思いますが、偉人が通信使に来られたのがよく分かった。
・大変意義深いお話に感動した。去年守山に転居したばかりで、もっと守山のことを知りたいと思う。
・たいへん興味深く聴かせていただいた。朝鮮通信使についてもっと勉強していきたい。
・話が分かりやすく弾きこまれた。世界記憶遺産は聞いたことがありうれしい気持ちでだる。今日のお話で深く感銘を受けました。人道主義的なこともあり、ためになった。
・興味深く拝聴した。雨森芳洲について深く理解することができた。次回も近江の歴史、人物について質の高い講演をお願いしたい。
・日本と北朝鮮、韓国との橋渡しを願っているうえでたいへん参考になった。さらに勉強を続けていきたい。
・朝鮮通信使と守山の関わりを少し理解できたと思う。
・守山宿と縁のあるテーマで興味深く勉強できた。東門院で宿泊したこと、接待がおおがかりであったこと、朝鮮と我が国との異文化を超えた交流であった。雨森芳洲の先見性はすばらしく現代にも国際親善の基本を備えておられた先覚者に敬意を表する。











お問い合わせ

守山市教育委員会教育研究所

〒524-0041 滋賀県守山市勝部三丁目9番1号

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